婚活、結婚準備

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「35歳の5年以内結婚確率②~女性の生き方の激変」

 近年、定年退職されたという女性読者から、時々、ご自身が若いころの状況を教えていただいています。私も、それを受けて、1980年代の女性の生き方や結婚事情を思い起こしています。
 80年代は日本経済もまだ元気、それとリンクするかのような「教会成長ブーム」も。一方、女性の社会参加は進んでおらず、経済的に男性に依存せず生きることは困難。有能な女性であっても、30歳までに寿退職するのが標準でした。
 その女性読者によれば、当時の所属教会も教団も、「女性は結婚して退職するのが、原則として神様の御心」と教えていたとのこと。確かに当時の福音派では、そうした指導がされていたような記憶も。
 それを「聖書が示す普遍的な真理」として、聖書から教えていた当時の牧師たちは、高齢となった今、当時を振り返って、どう評価されるのでしょう。80年代には「クリスチャンは産んで増やせ」と「生物学的教会成長論」を唱える牧師もいらっしゃいました。「生めよ、増えよ」は聖書的ですが、今なら、問題発言かも。
 
 何も、先輩牧師をディスっているわけではありません。戦後第一世代の牧師たちは、熱意にあふれ、伝道的で、青年たちがクリスチャンホームを形成し、神の民が日本国土に増え広がることを夢見ておられたのでしょう。そのスピリットは、尊敬すべき、また、見倣うべきもの。
 
 ところが、今や、日本経済は、慢性的不況、教会は少子高齢化、教会統廃合も予想される事態に。一方で女性が社会で活躍し始めています。30代前半の女性は、職業生活も充実、さらに教会奉仕でも期待をされます。多忙で充実していながらも、結婚と妊娠出産を考えれば、大変な葛藤が。
 しかも、昨日、紹介したブログ記事にあるように、30歳からは、自然な出会いは、ほとんどなくなります。それはキリスト教会も一般社会と全く同じ(本当にそうですよ!)。これまたブログ記事の指摘のとおり、残酷なことに、妊娠との関係で女性は年齢で取捨選択されがち。35歳は8番キャッチャーで、40歳は9番ピッチャーなのも悲しい必然。
 
 いくら女性の社会参加が進んでも、妊娠・出産するのは女性、結婚に際して転居や転職をするのも、まだまだ女性の側。積み上げた社会的信頼や実績を捨てるのも女性の側。キャリアのリセットを強制されるのも女性の側。所属教会を離れるのも、大抵は女性の側。
 というわけでは、女性は結婚によって失うものは、男性より「はるかに大きい」のです。それだけに、どうしても、「職業をとるか結婚をとるか」に二者択一を迫られがち。かといって、「多くを捨ててでも結婚したいと思えるような男性」には、そうそう出会えません。ならば待つかと言えばそうもいきません。結婚を先送りにするなら、年齢と共に、結婚確率は年々減少。妊娠出産を願うなら、その確率の減少も科学的事実だから。
 
 今や、80年代的な結婚指導は稀となり、教会は以前に比べれば、青年女性への結婚については、随分とノータッチに。果たして、その原因は?
 
それは女性の主体性を尊重しているからか?
傷つけないようにとの愛の配慮からか?
セクハラとの非難を恐れてのことか?
現代社会に生きるクリスチャン女性についての聖書的指針を持ちえないからか?
指導に伴う具体的結婚支援という責任を果たせないからか?
 
 この40年で社会も教会も女性のありようも激変。まずは、ベテラン教職や親世代は、「今どきクリスチャン女性の当事者理解」をされますよう願います。そして、問われるのは、こうした変化に対応した柔軟で聖書的な結婚教育や結婚指導がなされているかどうか?
 今日は、昨日よりもう少し細かいデータを紹介しておきます。年齢ごとの5年以内結婚確率です。昨日、紹介したブログ記事は、35歳までが勝負どころのように記しています。同時に、35歳以降に結婚する秘訣も記しています。私も多くの婚活系クリスチャンを見てきて、その通りだと実感しています。今どきクリスチャン青年女性を理解し、結婚希望を支援するために、この投稿と昨日と本日に紹介したブログ記事を参考にしていただければ幸いです。