婚活、結婚準備

婚活、結婚準備

「恋愛結婚激むず時代に突入!② ~牛窪先生の著書がお勧め」

 
 新しいシリーズの始まり、始まり。現代は、恋愛結婚が極めて難しい時代となっています。名付けて「恋愛結婚激むず時代」が既に到来しています。
 そうした現状認識がないために、昭和時代のように恋愛結婚を標準と考えて、苦戦している青年たち。恋愛経由で結婚するのが当然でそうでないなら劣等感を抱く結婚希望者。自分たちと同じように、恋愛結婚をするだろうと昭和の常識で考えがちなベテラン牧師や親たち。
 そんな皆様に超お勧めなのが、牛窪恵著「恋愛結婚の終焉」(光文社新書、940円+税)。本の帯に記されているのはこんなフレーズ。「恋人は欲しくない?」「恋愛は面倒?」「昭和の常識を捨てよう!」「未婚化・少子化の死角を突く」
 同著のおかげで、これまで断片的に見聞きしてきた今どき世代の恋愛観・結婚観とその現状が、トータルに理解でき感謝感激。マーケティングの第一人者ならではの多面的かつ統計学的な根拠をもって、現象の根底にある意識や価値観の変化を明示。その一方での根強く変わらない要素を指摘。その相互矛盾が恋愛激むずの根本的原因であると主張します。
 「恋人は欲しくない、恋愛は面倒、でも、結婚はしたい」のだから、恋愛結婚が至難の業となるのは、当然の帰結。それなら、「恋愛を経由しない結婚」をすればよいのですが、それができないのには、それ相応の理由があるのです!ここが若い世代理解を理解し、結婚を支援する際のポイントでしょう。
 著者は、昭和の結婚観や社会通念の見直しを迫り、新たなあり方を提言。賛同しかねる内容も多いのですが、中には、キリスト教会にも有効かつ有益と思えるものも。聖書的であっても、時代と社会の変化に応じて、結婚観と実際は変化するもの。
 同著はクリスチャン読者には、聖書的とされた昭和の教会の「聖書的結婚観」の見直しを迫り、令和の日本社会と教会に対応した「新たな聖書的結婚観」の必要性を痛感させ、また、それを展望させることでしょう。
 結婚を願っている方、婚活中の方はもちろんのこと、いまどきの若者の恋愛や結婚が理解不能で困惑している親御さんやベテラン教職には、超お勧めです。明日からは、この書物から学んだことをお分かちしながらの考察を記してみます。