次世代育成と世代間問題

「天動説としての世代間ギャップ問題」

 
 少し前に世代間の課題を記した際に、ある方から有益なコメントが。大切なこととして「自分の世代を考察すること」を示してくださり、「相対性、歴史性の精査の必要性」をご指摘。
 
 自分世代を、歴史性の中で、客観視、相対視できるかどうかは極めて大切。それができないと自分世代が、「標準」「常識」に。教会の場合は、「真理」にさえ昇格することも。
 
 例えて言うなら、「天動説」に立って、次世代を見るのだ。次世代は、キリストという太陽を中心に、正しい軌道上を回っている。それなのに、上の世代からは「惑星」との評価。自分世代も次世代も別の軌道を動く同じ太陽系の惑星だというのに何たる理不尽。
 
 上の世代は自らを客観視、相対視できなければ、地動説はとりえず、簡単に天動説に。自分も太陽系の惑星であることを自覚できない悲劇に。その結果、同じキリストを中心として回る別軌道の次世代を、「異常な動き」とダメ出し、「軌道修正」を求めることに。
 
 これは、事実誤認に基づく太陽系の破壊行為。次世代という別惑星にとっては「迷惑星」に。「迷っている」とのご指摘、ご指導をいただくが、本当に、迷っているのはどちらなのか?
 
 自戒を込めて思う。世代間ギャップで葛藤するでベテラン世代は、一度、自らが天動説に立っていないか省みた方がいいのでは?自分世代の考察を。相対性、歴史性の精査を。