親子関係、子育て
「大人になった息子の弁当①~これどう思います?」
昨日、読んだ独身男性クリスチャンのFB投稿に、考えさせられました。何年も前の投稿のようですが、投稿には、品数も多く、いろどりもよい完成度高いお弁当の写真。
この青年は、いわゆる「お弁当男子」なのでしょう。いつものように、教会で自作の弁当を食べていると婦人会の一人が問いかけ、次のような会話があったとのこと。投稿者の許可をいただき、転載します。
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「これお母さんが作ったの?」
「自分で作りました…」
「すごい!これじゃお嫁さんいらないわね~」
……もういいや!結婚しねぇよ!
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このやり取り、皆さんはどう思われますか?
私はこう思います。
これ、逆ですよね。「お嫁さんいらないわね~」でなく「いつ結婚しても大丈夫だわね~」と言っていただきたいです。創世記2:24に「父と母を離れて、妻と結ばれ」とあるように、結婚の前提条件は、親からの分離。自作のお弁当は、自立度の高いことの一指標のはず。
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そもそも、妻は夫の弁当を作る「母親の代理」ではありせん。自分のお世話をしてもらうために、結婚をするのではありません。この婦人会メンバーは、年配の既婚者だろうと想像します。
この発言は、悪気はなく軽い気持ちからのものでしょうから、非難されるべきではないでしょう。しかし、結果的に結婚を願うクリスチャン青年を意気消沈させてしまったとしたら、やはり残念。
うがった見方なのかもしれませんが、私は、この方の心の根底には、聖書的価値転換がされていない日本の伝統的結婚観があるように感じます。想定されているのは、夫の世話をすることが、妻の役割・使命であり、それによって、自己価値確認をして、安心を得るような妻のありようです。
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福音の光が最も届きにくいのは、家庭の中というのは、残念ながら、事実だと思います。とりわけ、年配のクリスチャン女性にはこうした結婚観で歩んでおられる方は少なくないでしょう。
聖書によれば、夫の世話をすることでなく、夫と心通わせ、共に生きることが結婚の本質。「役割」でなく「交わり」、「機能」でなく「人格」、「利害」でなく「愛」です。
妻に対して母親の代理機能を求めない自立した男性こそ、結婚準備ができており、聖書的で祝福された結婚ができると思うのです。ですから、個人的には、やはり、自作弁当に驚いた女性には、「すごい!いつ結婚しても大丈夫だわね~」と言っていただきたかったです。
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この「クリスチャンお弁当男子」と「婦人会一女性」とのやりとり、皆さんはどう思います?
