説教と説教者
説教と説教者
- 「おらぁ、ぶったまげただよ~トーマス・ロングの説教がヤバいぞ」
- 「標準的説教観って、最近の普及品だったの?」
- ひとり説教塾①~新年礼拝説教、導入部の自己評価
- ひとり説教塾②~神様についての想像の許容範囲
- ひとり説教塾③~預言者的説教の功罪
- ひとり説教塾④~説教の終わり方
- 「説教者は黒子、会衆がパフォーマー ~キェルケゴールの言葉から」
- 「礼拝説教中が眠い!①ショートコント」
- 「礼拝説教中が眠い!②思いつく原因を列挙」
- 「礼拝説教中が眠い!③デート中の会話に例えて」
- 「礼拝説教中が眠い!④説教中の双方向性」
- 「礼拝説教中が眠い!⑤~ユテコ、礼拝転落事件を語る」
- 「おはようを言わない牧師たち①」
- 「おはようを言わない牧師たち②」
- 「おはようを言わない牧師たち③」
- 「説教冒頭の『おはよう』はパースペクティヴらしいぞ」
ひとり説教塾①~新年礼拝説教、導入部の自己評価
今日は、所属教会で礼拝奉仕説教。新たな年に際して、ヨシュア記24章から、契約更新の決断を迫るメッセージ。「過去からの愛の確認」、「現在与えられている自由」、「未来に対する責任」の3ポイントで、ヨシュアの語り掛けを、現在の会衆への語り掛けとするコンセプト。通常よりは短い方がよいと判断し、導入部分も短めに。そして、以下の導入を語った。
〈本日の導入部〉
もう、今からの約40年前の古い歌なのですが、オフコースの「愛を止めないで」という歌をご存じでしょうか。「君の人生が、今、二つに分かれている、その一つがまっすぐに僕の方へ」と状況説明をした上で、こう訴えます。「愛を止めないで、そこから逃げないで」。主人公が愛する人に二つの選択肢を提示して、愛に応えてほしい、愛の選択から逃げないでと訴えます。今日は、神様のそんな思い、神様からの愛の迫りをお取次ぎします。
〈自己評価〉
以上が、本日の導入部。広く知られた歌を導入で用いることは有効で、聖書箇所と歌詞内容は共通点が多く、適切。でも、この導入には、決定的な欠点がある。それは「50歳未満の会衆には、導入として機能しないこと」である。(自分でダメ出ししてどうすんの?!)