水谷潔の新しき地に踏み出だす : 「牧師交代、城南電機か？ジャパネットか？①」

牧師、牧師夫人、牧師交代

　城南電機とジャパネットたかたは、共通点が多いです。電気機器を扱うことはもちろん、創業者が、メディアに登場し、人気を博した名物社長であることが、何よりの共通点。

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　しかし、極端な相違点が。それは二代目になってからの業績。城南電機の宮地社長が病死され、息子さんが経営を引き継ぐことに。しかし、驚くべきことに、たったの一か月で、全店が閉鎖され、廃業。これは、記録的なスピードとされているのだとか。

　一方のジャパネットたかたは、創業者である名物社長が、お元気なうちに退任し、息子さんに後を託します。すると、過去最高の売り上げとなり、それが今も続いています。

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　同じ電気機器販売、創業者である名物社長の手腕で大成功、さらに息子さんが二代目社長となったことも共通点。しかし、二代目社長就任後は、極端なまでに対称的な結果に。両者は何が違ったのでしょう？

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　キリスト教会でも、類似の事例をお見掛けします。責任委譲後の悲しいまでの目に見える教勢衰退に向かう教会。一方で、さらに豊かに実を結んでいるように見える教会。その違いの要因は多様なのでしょう。でも、いくつかの要因は、城南電機とジャパネットたかたの違いに酷似しているように思えます。

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　というわけで（２）では城南電機の分かりやす過ぎる失敗原因、（３）では、ジャパネットのなるほどと思える成功原因をお伝えします。そして、それをキリスト教会に当てはめて、考察してゆきます。三回にわたるシリーズ、お付き合いをいただければ、感謝。