教会形成、教会教育

教会形成、教会教育

「教会の閉会を船にたとえて③~廃船もあれば、造船もある」

 漁ができない漁船、漂流し、沈没しなけない船を、継続させることは危険です。何よりも大切なのは、乗組員の生命。廃船は、受け入れがたいことでしょうが、決して屈辱でも、敗北でもありません。船が役割を終えたのです。乗組員も限界を迎えたのです。
 船は廃船しても、乗組員は生き続けます。別の船に乗り、漁を続けることが、神様の御心でしょう。そのために、次の船を紹介し、乗り移る助けをすること、受け入れる側の船もその準備をしていくことでしょう。
 あと10年から20年で、かなりの船は廃船をせざるをえなくなります。しかし、未来は真っ暗ではありません。廃船は増えますが、一方で、造船もあるからです。新しい船が造られ、海に出ています。
 新型の漁船で、今の海や気象状況に適用しています。漁師たちは、これからの時代と社会にふさわしく、よく訓練されて、送り出されています。不漁続きを克服する新たな漁法を獲得している漁師もいるようです。
 しばらくの未来は明るくはありませんが、それ程、暗くもありません。一方で明るい材料もあるからです。今週の前半に参加した集いは、予想を遥かに超えて、素晴らしいものでした。勇気をもって船出している漁師たちとの出会いは、この時代にあっても、明るい未来を実感させてくれました。
 
地方や過疎地は、かなりの厳しさを迎えるでしょう
それは、心が痛むこと、つらい現実です
しかし、都市部は、そこまでだとは思いません
新規開拓のチャレンジがされているからです
「廃船もあれば、造船もある、だから未来はある」
閉会、統合のZOOM交わり会の後に
開拓伝道の集いに参加し、そう感じています。
そうした未来が展望できるからこそ
継続困難な規制教会に願います
 
過去の延長としての継続よりも
未来を切り開く閉会・統合を
 
実りが期待できない継続よりも
豊かな実りのための閉会・統合を
 
継続のために労する継続よりも
結実のために労する閉会・統合を