教会形成、教会教育

教会形成、教会教育

「教会の閉会を船にたとえて①~廃船するとも漂流するなかれ」

 先週木曜は、教会の閉会、統合についてのZOOM交わり会に参加。そして、今週は、お招きをいただき、一昨日まで、2泊3日で教会開拓に関する集いに最初の一部だけ参加。両方に参加して、リアルに痛感したのは、役目を終える教会と新たに生み出される教会、その両者の存在。
 実は、後者の集会で講師が、教会の閉会を船の沈没にたとえていました。そこで、思いついたのがこのシリーズ。今日からは、3回にわたり、教会の閉会、統合を船にたとえて考えてみます。
 人を漁る(すなどる)船が航行しています。漁獲高は年々減少し、後継者はおらず、漁師たちも高齢化。体力の限界を迎え、漁自体が困難に。燃料である経済も枯渇しつつあります。しばらくすれば、船は自力で進むことができず、乗組員たちも漁ができなくなるのは明らか。
 しかし、乗組員たちは、船の継続を主張して譲りません。それを聞いて、漁師仲間や周囲の船が、さらには、漁業組合の役員たちが、呼びかけます。
「このままだと遭難するよ!」
「燃料のあるうちに、沖に戻ろうよ」
「廃船して、別の船で漁をしようよ」
「遭難覚悟で続けてはいけないよ」
「何としても、遭難だけはしないで」
教会という船が、遭難すれば、
信仰の沈没、信仰の漂流かも
それなら、その前に廃船して
新たな船で漁師を続けては?
そこで今日のまとめ
「キリスト教会、閉会と統合、
廃船するとも漂流するなかれ」