信仰継承、宗教二世問題

信仰継承、宗教二世問題

「信仰継承の再検討①~親からの相続か?本人の出会いか?」

今、説教準備のために
マタイ19章後半を読んでいる
それは、前半部と関連している
御国のふさわしさを記しているから
祈ってもらおうと大人たちが
子どもをイエス様へとお連れする
それを叱り、邪魔する弟子たちを
邪魔をせぬようイエス様は叱る
そして、イエス様は語る
親に連れて来られるしかない
力のない子どもたちこそが
天の御国にふさわしいのだと
信仰継承とはいったい何だろう
子どもをイエス様へとお連れすること
自力では出会えない無力な子どもを
親がイエス様のもとにお連れすること
一方、親が自分の信仰を手渡すこと
親から子への信仰のバトンタッチ
親が子をクリスチャンにすること
それが、信仰継承だろうか?
イエス様のもとに連れられた子どもが
イエス様に人格的に出会うこと
愛と恵みに応答していくこと
それを助けるのが信仰継承なのでは
信仰とは子に相続できないものかも
親から相続されるのでなく出会うもの
信仰はその子が神様からいただくもの
そんな再検討が必要かと思っている